youの手記

隙自語(隙の無い自分語り)

麻雀が楽しいという話

楽しい。皆もやろ?

高校生の頃部活の練習してた2-8教室の後ろのほうで先輩が手積みで麻雀やってた姿は鮮明に覚えてる。そのから麻雀やってみたいって気持ちはあったんだと思う。

大学に進んで他の高校の話を聞くと、「麻雀牌を使ってると注意されるから、トランプを牌代わりにしてバレないようにやってた」という学校もあるらしく、母校の校風が恵まれていたのだと実感した。

でも、当時の僕にはあまりにも麻雀がとっつきづらかった記憶がある。「役を作るゲーム」ってのは知ってたけど、その役の多さでまずやる気が失せ、鳴きの種類、フリテンの意味、実際のゲームの進め方等々壁が多かった。今からしたら「その程度の事」なんだけど。

 

大学に入ると麻雀のルールを知ってる人が身の回りに増えたから、それも麻雀を勉強するモチベーションになった。

最初は鳴かずにリーチすることだけを目標に打っていた気がする。すると自然と鳴きや他の役を覚えられるようになって、普通に打てるレベルになった。多分。

だから麻雀を始めようと思ってる読者がいれば、まずは牌の名前とリーチだけ覚えて打ってみてほしい。とりあえず鳴くな。他の役は後から覚えればいい。役満はもっと後でいい。

 

 

麻雀の何が楽しいのか。ズバリ「相手の動きに注意しつつ、手牌(=手札)をどこまでいい手に持って行ってアガれるか」その駆け引きである。

「速さ=アガる速度」を重視するか、「打点=アガったときの点数」を重視するか、そのバランスは個人で違うため、個性が出るところである。これも面白いところ。

運との勝負もある。そもそも最初の配牌の時点で運だし。いい牌をツモらない日はとことんツモらない。でもそれは「そんな時もある」って割り切るしかない。それより振り込まないほうが大事。

 

 

最近麻雀業界では「麻雀=賭博」というイメージを払拭する動きが強まってる。

ネット麻雀が盛んになってきて(「じゃんたま」とか「天鳳」が定番かな)、「Mリーグ」っていうプロリーグも設立されたし、雀荘に行くと禁煙のところも増えてきて「健康麻雀」を売りにする店も増えている。

実際麻雀=賭博のイメージは中高年には染みついていて、大学の長期実習中に同期と麻雀を打っていると年配の教官に注意されたりした。(もちろん賭博無し。)

でも若い教官は黙認してくれることが多かった。好感度の差はこうして生まれる。

大学の建物の玄関付近にほんっっっとに雀卓として丁度いいサイズの正方形のテーブルがあって、毛布を敷いてジャラジャラ音が出ないように配慮して打っていても、「こんなところで麻雀打ってるんじゃないよ」とキレてくる教授もいれば、ニンマリしてこっちを見てくる教授もいる。好感度の差は(以下略)

前者の教授は「麻雀は賭博のイメージがついたもので、人目のつくような場所でやるものではない」と考えているんだろう。こんな考えの人もいることを理解して、こちらもエチケットが必要なのかもしれないけど。

けどほんっっっとに丁度いいサイズなんだわあの机。あそこ以外に置いてないし。

麻雀業界のイメージ刷新に期待したい。

 

 

さて、ネット麻雀の最大の長所は「機材を用意することなく、一人でも打てる」ということだ。

実卓で打つときは自分含めて最低でも3人集めなければならないのが地味にネックである。時間のない社会人や陰キャには優しくない。

「じゃあネット麻雀でいいじゃん」というのはエアプの意見である。実卓でワイワイ話しながら、手を使って打つ麻雀の楽しさを知ってしまうと、ネット麻雀では満足できなくなる。半年に一度は雀荘に行きたくなる。

だから時間に余裕のある学生が卓を囲むのは有意義な時間の使い方だと個人的には思う。

余談だけど手積みを経験して雀荘に行くと全自動麻雀卓の便利さに感動する。これはあるある。

 

 

最近は3密を予防するための自粛の流れで雀荘も閉まっている。今はネット麻雀で我慢するしかない。麻雀熱最盛期だったら禁断症状が出ていたであろう。

 

 

 

俺、このコロナが静まったら友達と雀荘に行くんだ...

 

 

 

知り合いで麻雀始めたい人が居たら教えるから声かけてな。