結局満員電車自体がストレス源なんですけどね
今日久々にイライラしたので書きます。
大都市近郊で生活する一般のサラリーマンや学生にとって「満員電車」は避けられないストレス源。最近でも「満員電車でイライラする行為」みたいなのがTwitterで1日だけトレンド入りしたことがありましたが、そもそも満員電車の存在自体がイライラするんですよね。こればっかりはどうしようもない。
しかし逃れられない以上ちゃんと向き合うしかないんですよね。そこで前回の「神たるお客様の特徴」みたく「個人的満員電車イライラ行為」を列挙してストレスの見える化を図りたいと思います。お付き合いください。
1.音漏れ
定番。「音漏れしてるやつ、大体Apple純正イヤホン使ってる説」はかなり当たってると思う。というのも日本人が音漏れ気にしすぎなだけでアメリカには音漏れを気にする文化が無いんだろうよ。でもここ日本だぞ。
といいつつ音漏れも最近AirPodsがカナル型になったり、青歯のカナル型イヤホンが普及してマシになってる気がする(他が凄すぎるだけで気付かないからかもしれないけど)。
2.荷物の持ち方
今日のイライラポイントはこれ。でも個人的にこれは悩みどころでもある。
まず満員電車の立ち場所は二つに分けられる。
①座席の前の通路 ②ドア付近のスペース だ。
ベストは網棚を使うことだろう。しかし網棚を利用できるのは①の座席前の立ち客だけ。ぶっちゃけ座席前は人がそんなに詰めてこないから足の間に挟んで置いても問題ない気がする。
問題は②ドア付近のスペースの立ち客だ。ドアは閉めてしまえば壁になるため、座席前より詰めやすい。それに出口が近くすぐ降りられるから、乗ってる人も座席前に詰めず、閉まっている側のドアに向かって詰めることが多い。よって座席前に比べて密集度が圧倒的に高い。その分カバンが邪魔になる訳だ。
学生のようにリュックを使っているなら、「前に抱える」か「足の間に挟む」が定石な気がする。正直どっちもどっち。ただし「背負ったまま」のやつ、おめーは駄目だ。
今日あったのはボストンバッグらしきカバンを自分の足元の前に置いてたおじさん。それはあかん...。足を動かせないから体勢もきつくなるし、僕の前に居たお兄さんも足元辛そうに何度もこっちチラチラ見てきてたわ。勘弁してくれ...。
3.吊り革を掴まない
急停車して進行方向にすっ飛んで周りに迷惑かけろこの野郎。
真面目に吊り革手すりに掴まらずスマホいじってる奴何考えてるん????
確かに難しいよドア付近のスペースは全員吊り革掴める訳じゃないし、そもそもドア前の吊り革は位置が高いから届かない人もいるだろう。そこは認めよう。でも手を伸ばせば届くのに掴もうともしない奴、俺はお前を許さないぞ。
どうせ周りにもたれ掛かっておけばいいやとか思ってんだろ。急制動とか急停車したら俺は身を躱すぞ????なんでお前らの体重を支えなきゃいけない????
お前らは「現在位置はここで、そろそろ〇〇駅のポイントを通過する。この時右/左に振られるから体勢を作っておく必要がある」とか考えられるのか?できるなら許すけど無理だろ?
自助努力をしろ。以上。
4.ドア前から動かない
邪魔。一旦降りろ。
3で全部出し切った感があるので以上。
ちなみにこれを踏まえた満員電車ガチ勢のおすすめ立ち位置は、「車端部(妻面)」と「座席前通路」。車端部は貫通扉があるので本当に混雑して号車を移動する余裕が無いときしか使えないが、壁にもたれ掛かれるのですごく楽。間違っても貫通路に立ちっぱなしは×。脱線したら死ぬし普通に危ない。
ドア前はドア近いし居たくなるけど掴む場所が少ない。それにめっちゃ混む。
「座席前通路」は前述のとおり、狭いから人が入ってこないこと、人数が少ないからどこかしら掴む場所が確保できるという理由から。
参考までに。
ねぶた祭は青森駅に宿を取ってはいけない
この記事はこの先ねぶた祭を見に行きたいと考えている人に向けて、鈍行で行くねぶた祭3泊4日弾丸旅行の経験者が語るものである。
またあくまで「見る側」の視点で書いていく。(一応「跳人」というねぶたの前で踊ってる人たちに混ざることもできる)
そもそも
「ねぶた祭」は青森市で毎年8月2~7日にわたって開催される祭りで、「東北三大祭り」の一つに数えられる。
見どころは何と言っても巨大なねぶたが青森の街中を練り歩くさまで、2~6日の「夜間運行」と7日の「昼間運行+夜間海上運行+花火大会」と様々なシチュエーションで見ることが出来る。
僕が見たのは夜間運行で、ねぶたの内側に光源があるのでとても見やすく、逆光も無いため写真も撮りやすかった。基本的にはこれがおすすめである。
僕はピンボケ写真を含めると300枚以上ねぶたの写真を量産した。楽しかった。
もちろん夜間の海上運行+花火大会は素晴らしい光景なのだろうが、少し気にかかる点がある。
ねぶた祭のシステム
ねぶたは「ロ」の字型(上が北)に設定された青森駅前のコースを右回りに1~2周する。僕たちはそれに沿った歩道から見る訳である。
当然だが、「ロ」の角の部分というのはねぶたを正面から見ることが出来る特等席となっている。
そもそもねぶた祭の数億円にもなる開催資金はいったいどこから出ているのか。答えは簡単、スポンサーとなる企業である。ねぶたの周囲には企業のロゴがピカピカ光ってたりする。
勘のいい読者ならもうわかるだろう。スポンサーやお偉いさん用の座敷が沿道の至る所に組まれている。また「特等席」は権利を買うことで陣取ることもできたはずだ。
僕は貧乏人なので金を払うはずもなく、よさげな場所を見つけたのでそこに陣取ることとした。
個人的なおすすめは「ロ」の下辺にあるバス停である。
まず「ロ」の上辺は商店街になっていて、道幅も狭い。そのためねぶたが回転することが無く正面から見るのには適さない。
対して下辺は道幅が広い。ねぶたは沿道の座敷に向けて「お辞儀」することがあり、様々な角度で鑑賞することができる。
またバス停を指定する理由は、座敷も無く街路樹も無い開けた場所であるからだ。ついでに屋根もある。雨が降っても安心だ。
先述した夜間海上運行の気になる点というのもこれと同じで、海沿いのねぶたが見やすい所は大体押さえられているはずだ。また調べたところ陸から距離も離れているらしい。それでもねぶたと花火の組み合わせには魅力を感じるところだ。
祭を楽しんだら
ねぶたの運行が終わるのが22時くらいだったと思う。
あとは宿で寝て明日の鈍行乗車に備えるだけであるが、本当の問題はここから、「宿泊場所をどうするか」である。
青森駅の周辺に宿を取ろうと考えていた僕は旅行代理店に行った。お姉さんに「祭り期間なので料金が値上がりしている」と言われて心構えはしていたが、1泊+朝食付きで2万円近く代金を請求されたときは正直ビビった。
勿論ごく普通のシティホテルでBooking.comでさっき調べたら1人朝食付き8000円だったわ。嘘だろお前。
それでいて青森駅周辺に複数あるホテル のほとんどが満室。嘘だろお前。
今回の旅の3泊の内訳は、(資金に余裕があったため)ネカフェ泊は新白河での1回のみ。さらに問題の青森駅周辺のホテルで1回。もう1回は盛岡のビジネスホテルで素泊まり5000円だった。快活を覚えた今思うとこれでも高いわ。
そんなわけで金に余裕がある時以外は青森駅周辺で宿をとってはいけない。ネカフェもあるらしいが多分満室だろう。
ではどうするか。ここから先は切符によって2つに分かれる。
18きっぷの場合
なんと丁度2020年2月に弘前駅近辺(18きっぱー感)に快活がOPENするらしい。場所はググってほしい。18きっぱーなら歩ける距離だろう。弘前に先に向かうことで翌朝の出発時間も6時過ぎと余裕ができる。
さっき知ったのだが、どうやら青森駅から始発で秋田を経由すると西国分寺で0時台の中央線下りに間に合ってしまうらしい。マジかよ。
北海道&東日本パスの場合(筆者はこれ使った)
正直微妙だが青い森鉄道で八戸まで下りる。
18きっぷの陰に隠れているがこいつもなかなか使える切符である。
18きっぷとの違いは、「連続した7日間有効であること(開始日を指定する必要あり)」「東海、西日本エリアには乗れない」「18きっぷより価格が1000円ちょっと安い」「一部の第3セクター*1に乗れること」である。
この一部の第3セクターに乗れるというのが重要で、この切符で盛岡~八戸~青森間の鈍行に乗ることが出来る。
これを利用し、青森駅で青い森鉄道の始発に乗れば八王子に22時台に到着することができる。早い。(青森に泊まればの話だが。)
しかしこのルートの問題は「沿線のネカフェの少なさ」に加え「終電が早い」ことである。
祭が終わった後八戸まで行くことが出来るものの、駅周辺にビジネスホテルはあるのだがネカフェが無い。しかし、八戸駅から青い森鉄道の始発に乗れば八王子に21時に到着できる。めっちゃ早い。
以上を踏まえると、「ビジホに泊まる必要があるが早く着く第3セクタールート」「快活泊ができるが到着が遅いJR限定ルート」の2つがあることがわかる。
僕はというと、青森のホテルでのんびり朝食を食べていた。2万円払ったからな。朝食食べなかったら勿体ないでしょ。
結果1日で東京に着くことはできず、新白河で夜を明かした。ここでも余計に金がかかってしまった。あの新白河ネカフェ泊は何だったのだろうか。まあ東京喰種読み切れたから良かったけど。
おわりに
以上が筆者からのアドバイスである。ねぶた祭の様子と鈍行列車限界旅行の世界を少しでも感じていただけたら嬉しい。
良い子はおとなしく新幹線を使いましょう。
*1:ざっくり言うと新幹線と並走するためJRから切り離された路線のこと。18きっぷで乗れない(例外あり)。今回の場合IGRいわて銀河鉄道(盛岡~目時)と青い森鉄道(目時~青森)が該当する。これらはかつてJR東北本線の一部だった。
スマホは彼らに何も言ってはくれない......
スマホって便利ですよね。僕高校生の頃はガラケーだったのですが大学生になってスマホを持ちました。
TwitterやらLINEやらがいつでも使えるようになったのですが、ガラケーと大きく違う点は「リアルタイムで周りと繋がってる感覚」があることです。
Twitterのトレンドを見れば世間が注目していることがわかるし、TLで知り合いの状況もわかる。高校の頃はメーリスというシステムを使っていたのがLINEによってより手軽にメッセージを送れるし、画像も動画も共有できる。
逆に自分の状況を発信し、周りに見てもらうこともできる。良いことだと思います。
でも周りと繋がる喜びを知ってしまった日本人は「承認欲求を満たすこと」に走り始めました。
この前新宿で首を吊った人の遺体とか、人身事故の現場とかにスマホのカメラを向けるモラルの欠片もない人たちが大勢いましたね。「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞して批難を浴び自殺したケビン・カーターもびっくりすることでしょう。
彼らが写真を撮る目的はSNSに写真を載せてRTやいいねを稼ぐこと、さらに注目を浴びることで自分が世間に認められていることを実感するためでしょう。残念ながら強い欲求の前には道徳教育も役に立たないんですね。
皆さんストリートピアノってご存じですか。最近では都庁の展望室とか、大きな駅のコンコースとかに置いてあって誰でも自由に弾けるピアノです。
僕自身ピアノは弾けないんですがピアノが一番好きな楽器でして、Youtubeでピアノの演奏動画を観たりします。なんでピアノやってこなかったんだろ...
最近は「ストリートピアノで〇〇弾いたら人だかりがww」みたいな感じでストリートピアノを弾いている映像を自分で投稿するのが流行ってますね。
自分は過激派なので「それ自分でアップするのどうなの...?」と思っていましたがそういうパフォーマンスなんだと思って飲み込むようにしています。
まあそれはいいとして、その映像に映っている観客に目を向けてみましょう。するとどうでしょう。皆スマホのカメラを向けているんですよね。結局彼らは演奏を楽しむことは二の次で、後で観ようとか知り合いに見せようって考えてると思うんですよ。
折角生で演奏を見られるのにカメラを介した画面に夢中な観客。自分が演奏者だったら冷てえなぁって思いますね。拡散してくれるなら知名度も上がって嬉しいと思う人もいると思いますが。
生演奏って映像からじゃ伝わってこない空気感とかを味わうチャンスだし、Youtuberだったらどうせ映像Youtubeに上げてるしそのピアノにまた撮りに来るぞ??
偉そうに言ってますが現場にいない自分が楽しめているのも動画が残ってるおかげだし心境は複雑です。それでも、なりふり構わず取り敢えずカメラを向ける習慣止めたほうがいいですよ。
理性ある読者の皆は気を付けような。
全人類は飲食店バイトを経験しろ
どうも。寝不足です。
最近「働き方改革」の波が来てますね。
いままで当たり前すぎてブラックだと認識されていなかった部分に光があたるのは良い事だと思います。
僕自身短い間でしたが某チェーン店でアルバイトをしていた時期がありました。その店は価格も比較的安いため人が集まりやすく、仕事終わりのサラリーマン達の飲み会もしばしば行われていて、夕方以降滅茶苦茶忙しかったことは今でも覚えています。
また社員の方々は週5で朝8時から夜23時過ぎまでシフトがぎっしり詰まっていて、疲れ切って更衣室で仮眠を取っている姿を見ると
「この人たちは何を楽しみに生きているんだろう」と真面目に考えたこともあります。
しかしその代わり時給は高めでした。またシフトも週決めで比較的自由が効いたと思います。辞めると言ったときも引き止められはしましたが思っていたよりすんなり辞めることが出来ました。飲食の大変さを身をもって感じた良い職場でした。
その経験から感じたことが一つあって、「働き方改革」は企業側の努力ですが、客が変わらなきゃ従業員の精神的なストレスってそんな変わらないと思うんですよね。
特に僕が居たところは料理の価格も安く、社員の人曰く「うちは客になめられやすい」とのこと。安い店にはそれなりに「安い客」が入ってくるのはマジのようです。幸い僕は怒鳴り散らかす客とかには会ったことはありませんが僕のシフト外に実際に居たらしいです。マジで止めような。
そんな感じで飲食店で接客を経験した僕が感じた「神様たるお客様」の特徴を述べたいと思います。
1.物腰やわらかい人
店員と客って大体初対面なんですよ。初対面の人に雑に接する人の印象が良いはずない。「普段からこんな人なんだろうな」って店員は思ってるぞ。こっちも人間だからな。その逆、物腰やわらかい人は無駄に緊張しないし滅茶苦茶接客しやすい。別に客をなめてるとかじゃなくて。
2.「ごちそうさまでした」を言う人
日本人として当たり前な気もするが、「ごちそうさまでした」って言ってくれるだけでも印象はかなり違う。多少不愛想でもごちそうさまでしたは言ったほうがいい。
3.食器を重ねてくれる人
神。僕が小さいころ「食器を重ねたりテーブルを拭くのは店員の仕事を奪うことになりマナー違反です」とか聞いたことある気がする。似非マナーは〇ね。
テーブルは結局後で拭くんだけど米粒とかスープをこぼした後とかナプキンで拭きとってくれるだけで手間が省けてかなりありがたい。
特に大人数だと同じ種類の食器を重ねておいてくれるだけでかなり楽になる。大人数の接客って基本面倒だけど自分は「重ねてくれたしまあいっか」ってなってた。
逆に散らばりっぱなしで出ていかれると「これだから大人数は...」って感じてた。
店出る前じゃなくても下げていい皿を重ねててくれると◎。
この3つを満たしてるお客様は神様です。
逆にクソとまでは行かないけど悪い意味で「この客...」ってなる客を挙げると、
・使い終わったナプキンをコップに詰める客
・無駄にナプキン消費する客
・料理残す客
・「ラストオーダーまであと5分ですけどよろしいですか」って言ったら入ってくる客
(あれは暗に「帰れ」って言ってるようなもの)
パッと思いつくのはこの辺ですかね。
参考までに。
おわりに
クソ客がいると店員ってバックヤードで「あの客〇〇だよねぇ...」とか普通に愚痴のネタにしてるんですよ。店員も人間ですからストレスは溜まります。
店員として接客して色んな客の態度を見てはじめて気づくことって結構あるんですよね。だから全人類は飲食店バイトを経験して「良い客」になれ。
ちなみに勤務的にはうちの店はまだホワイトなほうで、
社員はたまに来るだけで基本バイトだけで店を回してて、良心につけこまれて朝5時過ぎから働いている同期の大学生バイト戦士がいるサン〇クカフェ(船橋店)とか、
僕の大学同期の友達がバイトを始めたが、あまりにもブラックすぎて1日で辞めたという伝説があるサン〇クカフェとか、
ヤバい所はいくらでもあります。お前らこれでもまだ店員に高圧的に接せるか?だから店員には優しく接してストレス与えないようにしような。
ちなみに(バイトにとって)最善のお客様は「そもそも店に来ない人」ですのでよろしくお願いします。